2016年 上半期ベストアルバム

久しぶりの更新

 

もうなんか、年間ベストと上半期ベストしか発表しないブログになってしまっているけどそれもこれも大学生活がアホみたいに忙しいせいです。ホント。

 

日々は忙しいけど例年通りにゆったりと音楽は聴けています。

 

気が付けばもう7月で2016年の半分も終わってしまって下半期が始まりました。

これを一つの区切りとして上半期の良かった音楽アルバムをピックアップして年間ベストの参考にしたいと思います。年間ベストと違って、順位はなしの順不同で行きたいと思います(順位をつけるのはすごい体力使う......)。それと初めてアルバムについてのコメント少しだけ書きました。よければ見てってください。

 

では始めます。

 

 The 1975 / I like when you sleep, for you are so beautiful yet so unawareof it.


The 1975 - The Sound

モノトーンの世界の中にインディー・ポップ・ロックを混ぜ込んだ前作と打って変わって、アルバム全体に光が射し込むエロティックでグロッシーな1枚。良曲がアルバム全体に散らばっているが、「She's American」の一曲で前作からアップデートが完了してるのが分かる。

 

Creepy Nuts(R-指定&DJ松永) / たりないふたり


Creepy Nuts(R-指定&DJ松永) / みんなちがって、みんないい。【MV】

 フリースタイルバトルで無類の強さを誇るR-指定が盟友のDJ松永を引き連れて結成した1MC-1DJのユニットCreepy Nuts。R-指定の超絶RAPで同じシーンのラッパーをモノマネした挙句、シーンのDisりあいを俯瞰して結局「人それぞれいろんな意見があるけど『みんなちがって、みんないい。』」でユーモアをからめつつ締めくくるのはちょっと卑怯。

 

GRAPEVINE / BABEL, BABEL


GRAPEVINE - SPF

昨年に引き続きGRAPEVINEがとてもいい。GRAPEVINEはアルバムを通して聴くのが他のアーティストと比べて苦じゃないというかシングルでもライブでもなくアルバムにファーカスをおいて活動している節がある。結果どことも違うGRAPEVINEブランドの高いクオリティが発揮できるのかな。シングルの2曲に加えて、「Golden Dawn」「HESO」の4曲はヘビロテしまくってた。

 

雨のパレード / New generation


雨のパレード - Tokyo (Official Music Video)

無機質でありながらもエモーショナル。邦楽シーンで今一番音楽をアートとして体現しているバンドのメジャー1st。アルバム全体通してクオリティが高いけど、13曲中既発アルバム収録曲5曲・インスト2曲が収録されているので、かさ増し感は否めない。

 

大橋トリオ / 10


大橋トリオ / 「愛で君はきれいになる」MV

大橋トリオ10作目となる「10」。作品10曲中のほとんどのテーマが『君』についての歌。『君だけのクロニカル見せて』、『愛で君はきれいになる』、『君は悪魔か少女になって僕の愛食べ散らかす』といった歌詞から見え隠れできる無邪気な『君』。アルバム全体に魔法がかった日常がある。

 

岡村靖幸 / 幸福


岡村靖幸 w 小出祐介「愛はおしゃれじゃない」

 一昨年に岡村靖幸 w 小出祐介名義で出した「愛はおしゃれじゃない」に引き込まれて、待ちわびた11年半ぶりのアルバム。ため込んだシングルを軒並み収録して、アルバム全体のまとまりはあまりないが、それを差し引いても岡村ちゃんの才能の一髄を堪能できる。欲を言うと「ラブビデオ」も収録してほしかった。あれだいすきだったんで。

 

私立恵比寿中学 / 穴空


私立恵比寿中学 『ゼッテーアナーキー』

つくづく最近のアイドルの楽曲は何でもありの思想が台頭していると思う。その中でエビ中のこのアルバムが頭一つ抜けていた。アルバムのいたるところにフックや破壊力抜群の爆弾が仕込まれていて、一曲目の再生ボタンを押して最後の曲までに何回ツッコミいれたのか.......。終わった後は「もうやってられんわ!!!」って言ってしまう。

 

スネオヘアーØ


スネオヘアー/無くした日々にさよなら

 今作はシンセを多用し、エレクトロにギターロックを適度に混ぜた楽曲群。リード曲の『無くした日々にさよなら』を軸にゆったりと進んでいく時間。やがて『LOVE』のアンサンブルを迎えた後に『9』のアウトロでアルバムを聴き終えるまでに余計なことを考える必要がない。頭を空っぽにして聴ける音楽が悪いはずがない。

 

蓮沼執太 / メロディーズ


蓮沼執太『メロディーズ』MV「RAW TOWN」

 今年の大本命。前作でフィルハーモニー楽団を結成し、過去作をリメイクさせた『時が奏でる』。それとは反して蓮沼執太ソロ名義でのアルバム。前作と比べ、ボーカルの掛け合いをなくしたシンプルな音作り。だのに前作同様にポップネスが光る楽曲群。歌手蓮沼執太がここにいる。このアルバムを超えるアルバムを何枚見つけられるかを下半期も探し続ける。

 

 

ありがとうございました。上にあげた9作品を考察してみると、演奏形態、ジャンル様々で上半期視野広く音楽聴けていたのかと思います。ちなみに選考にあげたアルバムの枚数は67枚。そのうちの9枚です。

 

振り返ってみると、今年ってば多い年だな~って思ってます。いつもなら上半期に良かったあアルバム9枚も挙げられないし、D.A.N.やら大森靖子やらぎりぎりライン満たさなかったものも数多くあるし、評価が高くて自分がまだ聴いてないものもある。いざランク付けするとなると、また面白くなるのかな?

 

下半期、注目のリリースが数多くあるし、年末ベストはどうなるのか....。

というより、次の更新がいつになるのかが心配です。「年間ベストだけ発表する感じの緩いブログでいいや」とおもって始めたけど、その通りになりそう。

 

つーわけで次回の更新は未定です。できるだけ早く次の記事挙げられるように努力します(頑張れ、未来の俺)。

 

というわけでさようなら。